NAB 2014 会場、Cantral Hallの入ってすぐに巨大なブースを構えるCANON。
カメラメーカーのイメージの強いCANONですが、その高いレンズ技術を活かしたMovie Lenz、EOS 5Dでブームを巻き起こしたDSLRでのMOVIE撮影、そして、Digital Cinema Cameraのリリースと非常に精力的に映像業界への製品リリースを続けています。
そしてこちらがNAB 2014での新製品であるXF205。コンパクトながら、かなりの機能を詰め込んだ非常に魅力的な一台です。
細部を見てみると広角26.8mmからスタートする20倍ズーム、光学式手ぶれ補正、最新のDIGICDV4とCANONの保つ技術を詰め込んでいます。
記録はMXF MPEG-2 Long GOP(50M) 59.94iでの記録と同時にプロキシとして使い勝手の良いMP4 59.94Pでの記録が可能。かなりの組合せを持ち、MXF(50M)記録時にはMP4のHD(35M or 24M)もしくはSD(3M)が選択可能。その後の作業に合わせた柔軟な運用を可能としています。
記録媒体はMXF用にCFスロットが2つ、リレー記録と同時記録両方に対応、MP4ようにはSDのスロットがベットに用意されています。
また業務用途で使い勝手を上げる3G-SDIの出力、Video Ref、TCなどが装備されます。ちなみに同時に発表されたXF200はこれらのSDI,Video Ref,TCを省いたものになります。
テストシュートコーナー
カメラメーカーならではのテストシュートコーナー。今年はカラフルな色彩と小物にあふれた環境です。
この淡い色彩をどの子で再現できるのか、高詳細カメラがどこまでの再現性を持つのか、レンズの性能、C300,C500といったハイエンドカメラのその性能をじっくりと試せる環境になっていました。
動画撮影用としてはフラッグシップとなるC500 PL。Canonの誇るPLマウントのCInema Lenzと組合せての展示です。
実際の副調整室を再現したシステム。いち早く4Kカメラを完成させたCanonは昨年からこのようなワークフロー展示を行っていましたね。
Broadcast用のレンズの展示では、50年以上の歴史があると誇らしげなパネルが印象的でした。
Canon
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