映画の新音声フォーマットであるATMOSが話題のDolbyですが、NAB 2014では映像の新しい技術DOLBY VISIONを展開しています。
今年の1月のInternational CES 2014で発表された新技術であるDOLBY VISIONはクリエイターが作ったそのままの映像を家庭でも楽しむためのEnd-to-Endのテクノロジー。CESではSharp、TCLがこの技術の採用を表明し年内には、機能を搭載したTVをリリースするとのコメントもあった注目の技術です。
UHD 4K等今後更に映像技術が進化する中で、正しい色再現の一つの指標として注目されるのではないでしょうか。
各メーカーへ働きかけて、この技術の採用を働きかけているとのコメントがでていますが、制作現場と再生装置の同じ指標として成立すれば、家庭でも制作スタジオと同様の美しい映像を楽しめることになるのではないでしょうか。こちらの写真からもその色の鮮やかさを感じることが出来るでしょう。
このDOLBY VISIONは映像情報の中の輝度に注目しその適正化を図っているとのことです。言葉にすることが難しいのですが、このプロセスを経た映像が圧倒的にリアルで、鮮明なことは確かです。
もう一つがDOLBY 3D、こちらは裸眼3Dの技術。この写真はピンぼけしてるんじゃないんです…。3D画像なので一眼で取るとこのような残念な結果になってしまいます。
逆に言えばそれだけの位相差を平面上で表現できていると思って下さい。かなりの立体感が有り、これなら家庭で3Dもいいかなと思わせる技術です。
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