AURORA AUDIO at InterBEE 2013

NEVEサウンドを昇華したアナログサミングコンソールSIDE CARを展示！

AURORA AUDIOはルパート・ニーヴ氏の下で実際に設計、開発を行なっていたジェフ・タナー氏により設立されたアウトボード・メーカー。ジェフ氏が「本物のサウンドを手の届く価格で」現場にとどけるために立ち上げたAURORA AUDIOは価格以上のクオリティに常に挑み続けています。

今回展示されていたのはメーカーいわく「NEVE BCM10の再来」というアナログコンソールのSIDE CAR。フルディスクリート・クラスAサーキットのプリアンプ、EQを10ch搭載し、10in/10out+2chサミング出力を持ちます。製品名からしてもDAWベースのスタジオのコントロールコンソールの横に置いてアナログサミングとして使うことを強く想定した仕様となっています。BDM10という言葉が出てくるのはそれと同じくスイッチによるハードパンニングを搭載しているためです。

受注生産のため納期は都度ご相談いただく必要がありますが、価格は¥ 2,730,000となっています。

このAURORA AUDIOを始め、Rupert Neve と共にNEVEサウンドを作り上げて来たエンジニア達が独立して展開しているモダンビンテージ系ブランドが勢いを増してきていますね。こうやって技術継承がなされている様を感じることができるのも機器展の楽しいところです。

AURORA AUDIO