インジェスター、グレーディングといったDITのツールとして高い評価を得るCodecが遂に自社開発のハードウェアのみのワールドから汎用のMacベースのシステムへと進撃を始めました。機能は、従来のハードウェアベースのCodex製品よりも高機能な物がリリースされることになるだろうとのこと。
収録された素材をその場で整理、グレーディング、トランスコードなどを行い編集へと受け渡す、今後のファイルベースの撮影直後に登場する非常に重要なパートDIT。これを効率的に運用するためには、そのための優れたツールが必須となります。QTake、Davinch Resoluvなどがターゲットだと力強く語るCodexの担当者。出すからには他社の製品より、良いものでなければいけないとお話いただきました。
更に価格は、これらの対抗製品と同等である必要が有るため戦略的なプライスを考えているということ。InterBEEでは正式版が発表できるかもしれないということなので楽しみですね!!!
また、コンパクトなアクションカムも登場。本体は45mm×42mm×53mmと非常にコンパクト、レンズマウントはC-Mountなのですが、Canon EF、PL、B4への変換がオプションとして用意されるということです。専用のレコーダーが用意されこちらとはBNCケーブルでの接続。レコーダー部分もコンパクト、しかも2台のカメラを説↑牛手の差撮影が可能。Codexでは2台のアクションカムでの3D撮影も提案しています。また60Pまでの撮影が出来、ARRI ALEXA、SONY F65,F55,F5との同期も可能というということ。映画業界のDITメーカーとして歩んできた同社らしい仕様となっています。そして、このカメラの最大の特徴はCodexの12bit rawでのレコーディングが可能だということでしょう。そのまま、CodexのDITおワークフローに取り込むことの出来るこの製品は、他社の半ば民生のアクションカムとは全く違う次元のARRI,F65等のサブとしてふさわしいクオリティーの映像を手に入れることが出来るでしょう。
Writer Y.maeda
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