audio-technicaはここIBC 2014で新製品 at8024を発表。
ATND971
ATND971はDante規格による初のEtherケーブル直結のバウンダリーマイク。小規模なトークイベントから大規模な国際会議まで、CAT5ケーブル1本で最大1,024ch(1Gbps)の送受信を可能にするDanteならではの運用を可能にします。
もちろんこれだけで使用するものではなく、YAMAHA MTXシリーズのようなDanteマトリクスプロセッサーが必須となりますが、PC一台で複雑なルーティングを制御できプリセットの切り換えが瞬時に行えるなど多くのメリットに溢れています。
例えば様々な言語を話す要人達が集う会議で、ATND971から入った言葉を同時通訳者に送る。そして元言語と翻訳言語をそれぞれ会場内PA、記録用録音機器、放送用機器などを別々に任意の機器に送ることができます。
また、電源ONを知らせる緑のインジケーターも話者にとっては安心できる要素の一つだと思います。
日本での発売は9月16日で7万円。今後様々な会議場やTV放送でこのマイクの姿を見る事ができると思うと非常に楽しみです。(見せたくないからバウンダリーマイクを使うわけなのですが…)
at8024
at8024はDSLRなどにマウントするのに最適なステレオマイク。
1.ローカット 2.パッド(10dBと-20dB) 3.STEREO / MONO / パワーオフ 切り換え の3つのスイッチを本体に搭載。
単一乾電池1本で駆動で駆動し、アンバランスステレオの3.5mm TRSジャックを経由してカメラに接続します。
ショックマウントと統合されたアダプタ、ウィンドウスクリーンが付いて199ポンドということなので、手軽に導入できそうです。
この価格帯のマイクでSTEREO / MONOの切り換えができる製品は非常に稀なので、サラウンドのセンターマイクやピンポイントの音源収録などに活用できそうです。
Writer IH Tomita
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