Rock oN Show Report : IBC 2013

Fairlight

フラッグシップの”EVO”とそこから抜き出したコントローラー”Xynargi”、そして”XSTREAM”の展示。


国内でも根強い人気を誇るDAWのFairlight。ポストプロ作業において有効な数々の機能はやはり魅力。時間効率に優れた専用コントローラー&JOGを中心とした操作体系は他の追従を許さない孤高の存在と言えるでしょう。

新製品となるSX-36。従来のSX-20の上位になると思われるこちらの商品。10in/12outのアナログI/Oと9in/11outのデジタルI/Oを備え、小規模なスタジオであれば、これ一台でも足りてしまうほど。もちろん従来通りのSync機能はそのままにFairlightのシステムをコンパクトに構築することが可能です。

フラッグシップのラインとなるコンソールタイプの”EVO”とそこから抜き出したコントローラー”Xynargi”。ミキシングエンジンのコアにCC-1と呼ばれる専用設計のFPGAを搭載し高速かつ、安定した動作が魅力。

続いて昨年発表のコンパクトなコンソールタイプの統合型ソリューション”Quantum”。コンパクトながら192chのRec、230chのMix、HD Videoの再生をCC-1エンジンにより実現しています。きょうたいは コンパクトながらフルに機能を利用できるこの機種は、国内のスタジオにおいてフットプリントの関係で候補に挙がることが多いのではないでしょうか?

Quantumから抜出したコントローラ部分が、この”XSTREAM”となります。機能は同等にコンパクトにまとめられています。JOGがセンターに来ているので従来のSatelliteのユーザーの心をつかむのではないでしょうか?

Fairlight

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