もちろん、AES 2015でのiZotopeの話題は
・Ozone7
・RX5
に集約されますね!すでにメーカーからアナウンスされ、話題になっていましたが、AES2015のiZotopeブースでも、進化した内容を確かめようと多くのユーザーが製品をチェックしていました。
まずはOzone7ですが、Vintage EQ、Vintage Compressor、Vintage Tapeといったビンテージモジュールを搭載。「音楽的」といった言葉で表現される、ビンテージ機材による音へのキャラクター付けを実現できます。
Codec Preview機能は、レンダリング前に出力形態を選んで試聴できる機能で、例えばMP3 192kbpsにコーデックした場合、どのようなサウンドの仕上がりになるかを確認しながら作業することができます。もちろん、プレビューした音質のまま書出しも可能。Stanndard / Advancedがありますが、AdvancedにはOzoneの10個のモジュール全てが個別にプラグインとして含まれますので、Ozoneのパワーをミックスバスで利用することもできます。
MAに必携となっている最新鋭のオーディオ修復ツールRX Audio Editorが、最新バージョンRX 5となって登場。新規搭載機能「Instant Process」をONにすれば、これまで必要だった「モジュールを開き、セッティングを選び、プロセスをクリック」といった一連の手順なしに、修復箇所を選択すればダイレクトに修正プロセスが反映され、大幅に作業の効率化を行うことができます。こちらのメーカー動画をご覧下さい。
RX5のAdvancedバージョンには新しいDe-plosiveや強化されたLevelerモジュールなど、業界初の機能が搭載。瞬時にダイアログの破裂音を除去した上で、音の平明性を向上させ、音量の不安定さをスムースにするといった作業が、手早く効果的に可能になり、作業の時間短縮、クオリティアップを求めるRX4ユーザーのみなさんなら、新しいRX5を手にしない理由はないでしょう!
Writer : Tsuneyoshi