AES2015 を目前にPresonusから新しいニアフィールド パワードモニタースピーカー Eris MTMシリーズ『E44』と『E66』の2機種が公開されました。
MTMシリーズの特徴はニアフィールドモニターでありながら非常に広いスイートスポットを持つ事。また2発のウーファーでツイーターを挟み込むように配置することで、2Wayスピーカーで引き起こされていたツイーターとウーファーの相互干渉による位相の乱れを最小限に押さえることに成功しています。これによってすばらしいステレオイメージを広範囲に届けることが可能です。複数人で作業を行う場合などストレスのないモニタリングが可能になりますね。
正確に動作する2発のウーファーは口径の大きなウーファー1台分の再生能力を持ちます。そのためコンパクトな筐体にしてゆとりある低域を歪み無く再生することができます。
PVの中にも映っているようにMTMシリーズは縦置きにも対応します。限られたスペースでの設置に助かります。無理に縦置きをするわけではなく予め想定されて設計されているので、サウンドクオリティは横置きと変わらず保たれます。
日本での発売時期や価格はこれから発表となりそうですが、ニアフィールドモニターの新しい形としてPresonus Eris MTMシリーズは注目を浴びそうです。