Abbey Roadの血統を受け継ぐTrident Audioは2U Rack Mountでリリースしていた80BとA-Rangeを500シリーズモジュールとして登場させています。完全に全ての機能を搭載というわけではなく、EQ部分だけがまずは搭載されています。こうなると、Mic Pre部分も欲しくなってしまいますね!!
Mercuryからは、電源部分が別モジュールとなった500シリーズ用のラックが登場。10-Slotで、裏面を見るとXLRの有り無しで2機種が用意されている。標準はD-Sub 25pinだ。コントパフォーマンスに優れた同社のプロダクトなので500シリーズシャーシの定番となるか?注目です。他にも、国内には紹介のされていないMic Pre、EQなど豊富なラインナップが展開されている。
NEVEのReissueメーカーとして確固たる地位を持つHeritage Audioは、これまでのマイクプリに引き続き500シリーズとして2264を登場させている。Mic Preとしての機能も搭載しているようだ、フロントパネルを見ると、何故かRatioとMic Pre Gainがセットで切り替わる仕様に。不勉強で申し訳ないのですが、RatioとPre Gainが連動している理由が見つかりません。ご存知のかた、是非、コメントお寄せ下さい。
AESお馴染みの電話ボックスラックの展示が目印のBAEブース。積極的な500シリーズ展開が記憶にあたらしいですが、同社の1073MPLが31th TEC Awardを獲得したと誇らしげに展示されていました。やはり数ある500シリーズモジュールの中でも別格ということが広く認められたということでしょう。
フラッグに書かれた”Modeling Analog With Analog”というキャッチコピーが印象的なAna Mod。まさにガレージメーカーというような自作用のキットなども販売する同社は500シリーズ初(のはず)FairchildとなるAM660モジュールが 展示されていました。500ラックの左端の2Slot分がそれです!!
500シリーズでコンソールを作ってしまおうと言うPurple Audioは昨年に引き続き、コンソールフレームの展示がその中心。好きなモジュールを組み込んでアナログコンソールを作り上げる。やはり一つの理想像があると思いませんか。