Rock oN Show Report : AES NY 2013
Rock oNにて好評を得ているオーディオI/F Scarretやネットワークオーディオプロトコル「Dante」を牽引しあらゆるシーン、ユーザーに親しまれているFocusriteのブースにお邪魔しました。Focusriteブースは真紅の輝きで包まれ、新製品への期待感を大きく膨らませてくれます!
今回NAMM発表からついに出荷開始となったVPR対応「Red 1 500Series Mic Pre」!
そもそも、この製品1993年にラックマウントタイプの4chマイクプリとしてリリースされ、世界中のトップスタジオに導入がされた実績のあるプロダクトです。
そして、今回その「Red 1」がVPRシリーズ「Red 1 500Series Mic Pre」としてデザイン。Red 1の冠をもって堂々リリースされました。
インプットトランスにはオリジナルと同じLundahlを採用しているとのことです。ゲインは6dBづつのステップ式でこちらもオリジナルの仕様が踏襲されています。
+48v,ポラリティスイッチのシンプルなボタン、また、煌やかに輝くVUメーターとシンプルなルックスながらも凛とした存在感。気品すら感じさせます。アウトプットトランスはCarnhillのカスタムモデルを採用しているとのことです。
最近では比較的購入しやすい価格帯のプロダクトの多いFocusriteですが、しっかりとハイエンドラインも押さえてくるのはさすがですね。
更にVPRシリーズとしての販売なので導入コストも抑えられるのは魅力です。気になる価格はUS価格で999ドルとのこと。VPRコレクションの一部として検討の価値は大いにありますね。
また、発売が決定したRedNet 6も展示されていました!
MADIフォーマットとDanteフォーマットを最大64ch相互にコンバートすることが可能で、デジタルミキシングコンソールやPCIカードなどのMADIハードウエアソリューションを、Dante プロトコルを採用したRedNetシステムに組み込むといった、仕様の壁を越えたシステム構築も可能。
レコーディングからライブソリューションまで革新的な技術を提供する一方、古き良きプロダクトも大切に昇華させるFocusriteの姿勢が印象的ですね。
Focusrite
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