Rock oN Show Report : AES NY 2013
今年で創業35周年のGENELECはプロ音響機器の中にあって上品で個性的なデザインと機能性を持ち合わせるブランドとして、日本でもスタンダードなモニタースピーカーメーカーとして君臨しています。
ブース入り口には右から6010BPM、M030、M040、7050Bという並びで小型のラインナップがかわいく展示されています。
つい先日発売されたばかりのM030とM040はデスクトップに置いて使うことが想定されたミュージシャン向けモデルということで、若い一般ユーザーらしき来場者も多く注目していました。
このMシリーズはRock oN渋谷店頭に展示中で簡単に試すことができます。
似たサイズのモデル比較だとM030なら8030BPM、M040なら8040BPMになりますが、実際に聴いてみた感想としてはMシリーズは80シリーズと比べて若干おとなしい印象です。といっても弱い印象を受ける感じはなく、音源をなるべく誇張せず真面目に鳴らしてくれている感じです。これは決して派手すぎないツイーターと新開発のバスレフが生み出した絶妙なバランスから来ていると思います。
音量をガッツリとあげると若干音像がにじむ感じがしましたが、これはキャビネットの素材の影響でしょうか。しかしMシリーズは自宅でミュージシャンが使うことを想定されているため、そういたtシーンにふさわしい音量であれば問題はありません。
これからゆっくりとしかし確実にシーンに浸透していく気配を見せるGENELEC Mシリーズに目が離せません!
★GENELEC Mシリーズについての詳細はこちら!
3Wayの1037Cも展示。その後ろの35周年を記した模様は木の年輪がモチーフになっているようです。35本の線が描かれているようですが、線が細くて全部数えることができませんでした。
メーカーサイト
http://www.otaritec.co.jp/products/genelec-ht/music_creation4.html
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