2015年8月5日、サウンドインスタジオ Astで行われた JAPRS(社団法人日本音楽スタジオ協会)主催の「レコーディング勉強会」に参加してきました。本セミナーはJAPRS賛助会員向けに開催されたものでしたが、セミナーを通してRock oNユーザーにも有益なノウハウ、情報が数多く披露されましたので、すぐに使えるTIPSからスタジオ作業の全体の流れまで、勉強会のエッセンスを余すところなくレポートします!
スタジオビジネスの概要
まずは、サウンドイン・相川洋一氏によるスタジオビジネスの説明が始まります。
いわゆる音楽業界でいうトライアングルの関係、”プロダクション”、”音楽出版社”、”レコード会社”のうち、いずれかが原盤制作会社となります(もしくは複数社による共同原盤)。
原盤制作は、非常にコストとリスクも伴い(その分のリターンもあります)、スタジオサイドから見ると、この原盤制作会社がクライアントになるわけです。
一般的には、原盤制作会社から依頼されたコーディネーター(インペグ)が予算管理をし、ミュージシャンなどのブッキングを行います。
サウンドインでは、数十年変わらず、紙のスケジュール表で進行の管理しているとのこと。このスケジュール表には、ブッキング時に不明だった情報や、修正事項を後ほど書き入れたりなどします。
「作業伝票」と呼ばれる用紙に参加ミュージシャンなどの必要情報を書き入れて、アシスタントエンジニアへ渡します。その後、セッティング図を書いて、楽器の設置場所、マイクの選定など細かい打ち合わせを行います。
レコーディング終了後には、作業伝票にアシスタントエンジニアが諸々の記録をし、その営業経由にてクライアントに請求、またその後の入金の管理などを行います。
スタジオ機能およびDAW関連の説明
続いて、サウンドイン・大槻博也氏、ミキサーズラボ・石光孝氏より、スタジオ機能の説明がありました。まずは、スタジオの顔とも言えるコンソール。
サウンドイン Astでは、SSL XL-9064Kを採用。このコンソールでは、64chを扱うことができます。
レコーディグ時には、マイクプリから上段のフェーダーを経由して、Pro Toolsなどのレコーダーに送ります。
またミックス時には、レコーディングした素材をプレイバックしコンソールに立ち上げ、下段のフェーダーとEQ/Compなどダイナミクスなどで整えます。当然、DAWのプラグインや、アウトボードを併用する場合もあります。
ラージモニターには、壁に埋め込んだQUESTED Q412を採用。ラージでは、低周波の確認などを行います。また、スモールモニターには、今回は内沼氏持ち込みのGenelec 8040を使用していました。こちらは、主に一般ユーザーのリスニング環境を想定したサウンドチェックなどにも用います。
レコーダーは、現在はPro Tools HD 11を、黒のMac Pro(OSX10.9)にて稼動させています。Yosemite(OSX 10.10)は、現時点ではまだ不安定さが残るため、現場では使っていません。
このように、商用スタジオなどでは、少し前の安定バージョンを使用することが多いようです。
インターフェースはHD I/Oを4台駆使した、56 in/56 out(アナログ)の構成になっています。HDX Cardは2枚使用しています。
これらは温度管理されたマシンルームに設置されています。マシンルームには、各ブースの「トランク」と呼ばれるコネクタを配置したパネルから配線されており、それがI/Oを経由して、コントロールルームのコンソールに立ち上がっています。
スタジオ室内は、響きの調整、遮音の調整を行っています。部屋の中に、もう一つ部屋があるイメージです。建物の実際のフロアレベルから、50cmほど浮いた状態が、今我々が立っている床ですね。
一般によく言われるDAW(ダウ)とは、「Digital Audio Workstation」の略称です。以前はアナログテープに録音してしましたが、今はPro ToolsなどのDAW環境で、HDDなどの媒体に記録するのが主流となっています。
Pro Toolsは、波形編集に特化していたため、現在のスタジオで非常に高い普及度を誇ります。またコンソールを使用しない Pro Toolsだけのスタジオも増えているほどです。
マイクセッティング関連説明
そしていよいよ、著名エンジニアでありJAPRS会長でもある内沼映二氏より、マイクセッティングの説明に入ります。
まず冒頭に内沼氏は、「マイクはどんどん新しいものが出ているが、現実的にはタイトルの制作予算が厳しい場合も多く、短時間で作業をしなくてはいけない」と説明します。
そのため、残念ながら新しいマイクを試す余裕がなく、レコーディング本番で新製品をいきなり試してみることは現実的ではなく、定番マイクを使用することがほとんどだと言います。
数十年ほど前、音楽業界が活況だった頃は、アルバムに1500万円ほどかけることもありましたが、現在は、多くのタイトルは500万円かけるのがやっとという厳しい現実があります。
とは言っても、全くチャレンジしないのも良くなくので、「自分で歌って、試してみたりする」ことはあるとのこと。しかしながら、やはり「定番のモデルを使用するのが一番安全」というのは、シビアな現場を経験してきたエンジニアだからこそのリアリティある発言です。
そして今回のマイキングの説明に入ります。
まず、ドラムのマイクは立てる本数を極力少なくするようにしているとのこと。マルチマイクによる位相ズレがあると、音に濁りが生じるため、なるべくかぶりの少ないマイクを使用します。
キックには、audio-technicaのATM25を使用。30年くらい前に発売されてから、ほぼATM25で録っているとのことです。タムには、Electro-Voice N/D408をセッティング。このマイクは、かぶりが少ないため重宝していると言います。
オーバートップは、定番のAKG C451、スネアは、SHURE Beta57を表に、SM57を裏にセッティング。アンビエンスは、DPA 4006を立てています。
アコースティックピアノは、使用するマイクはエンジニアによって様々です。この日は、Steniwayに、Neumann U87Aiをステレオでセッティング。オフマイクには、SCHOEPS CMC-55Uを立てています。
ボーカルには、NEUMANN U67を使用。ちなみに今回は男性ボーカルです。やはりNEUMANNのビンテージチューブマイクは安定感抜群です。
ブースの各所には「トランク」と呼ばれている端子パネルが設置されています。
写真のトランクの右下にある大きな丸い端子からは、マルチケーブルがCue Box ADear CB-82まで伸びています。
その他、MICおよびLineのXLR/TRS端子が、その場所に必要なch分、配置されています。これらトランクからのトータル60chの信号が、マシンルームへ送られています。
今回はセミナーということですでにセッティングは終了していましたが、通常のレーディングでは1時間〜2時間前からセッティングを開始して音決めを行います。中には、音決めだけで1〜2日かけるアーティストもいるとのことです。
レコーディング
今回は、PCM 96kHz/24bitにてレコーディングしました。内沼氏は「コンソールアウトの波形が、そのまま綺麗に録れるのは、PCMだと384kHz以上。ここまでハイサンプリングレートにしないとアナログには勝てない。DSD 5.6MHzあるいは11.2MhzをPyramixで試したが、こちらは非常にコンソールアウトに近いと感じた」と言います。ただし、ジャンルによって向き不向きがあり、たとえばロック系なら44.1kHzの方が、歪みが多くて逆に良いのではと指摘します。
レコーディング時は、コントロールルームのラージモニターでバランスを確認します。ドラム、ベース、ギター、ピアノで、2テイク録った後、プレイバックし、セミナー受講者で聴きます。
1テイク目は仮ボーカルが入っていないというハプニングもありましたが、この1テイク目の方が逆に演奏のテンションも高く、メンバー、エンジニア多数賛成で、こちらが採用となりました。
その後、ギターを3パターンほどダビングし、最後にボーカルをレコーディングします。
ボーカルは2テイクを録り、2テイク目を採用。その後、必要な箇所でダビングし、ダブルにします。また女性コーラスも重ね、ダブルでダビングしました。
ベーシックレコーディングはこれで終了です。
レコーディングの最中は、石氏がまるで魔法のようにすばやくPro Toolsを操作し、余分な音をカット、フェードイン&アウト、クロスフェードを駆使してエディットしていきます。サウンドチェックの時点ではすでにセッションは綺麗な状態になっていました。
ラフミックス
今回のレコーディングは非常にスムーズに行ったが、パンチインが多い場合は自然な繋がりにする作業が非常に大変。とくにアシスタントエンジニアが優秀でないと時間がかかってしまい大変だと、内沼氏は言います。また今のミュージシャンは、Pro Toolsのことをよく知っているので、気が抜けないと言います。
さて、まずはトラックの整理から。不要なノイズを素早く除去しています。場合によっては、レコーディングとミックスを担当するエンジニアが別のこともあるので、セッションを綺麗に整えるのがマナーだと石氏は言います。
ノイズはすべて不要というわけではなく、場合によってはそれが味になっていることももあるので、ミュージシャンやプロデューサーに相談しながら作業を進めます。
ノイズ除去の他には、タイミングの調整。ただぴったりに合わせれば良いわけではなく、ここはエンジニアでも音楽的センスが必要となるところです。また、余韻も大きめにとるのがコツです。
今回、コンプレッサーはボーカルにUrei 1176をかけているだけとのことです。余程のことがない限り、録りの段階でコンプレッサーは使用しないと内沼氏は言います。
普段は、キック、スネアの追い込みには、NEVE 1073を使用することが多いですが、今日はAPI 560(VPR EQ モジュール)を使用しています。
レコーディングのときは、大きなスタジオだとコンソールを経由して行いますが、ミックスのときは、Pro Toolsのみでやることも増えてきたと説明します。海外だと、たとえばロンドンなどでは、ミックスのときもコンソールを通すこだわりを持ったエンジニアもまだまだ多いとのことです。
内沼氏は、「今でもPro Toolsのみでのミックスはやらない。スタジオにデジタル機材が導入されはじめた頃、アナログに比べて音質面で劣っていたという印象が今でも消えない。今回もPro ToolsのHD I/Oからのアウトをコンソールに立ち上げて、コンソールとアウトボードでミックスしている」と説明します。
ディレイは、普段はEventide H3000を愛用しているとのこと。ディレイタイムは186msecに設定。これはアナログ6mmテープ時代の経験から、テープの距離と速度から割り出した値とのことです。「気持ち良いのかかり具合になる」と内沼氏は言います。その他、リバーブには、Lexicon 480Lを使用しています。
さてラフミックスに入ります。まずベースですが、ラインと、歪ませたアンプ(マイク録り)を混ぜます。これはミュージシャンとの事前に打ち合わせをして決めていたとのこと。
次にドラム。キックをSSLのコンソールで調整しながら、ハイハット、スネアなどのバランスをとります。
そして、ギター。ラージとスモールを切り替えながら、ステレオ感や混ざり具合を見ます。今回は、持ち込みのスモール、Genelec 8040での作業が多い印象を受けました。ダビングしたギターパートの調整をしています。
次はピアノ。こちらもチェックは、スモールのまま。コンソールのコンプ/EQで調整していきます。全体的なリバーブの返りもチェックします。
そして、ボーカルの調整をします。ここはPro Tools上でアシスタントエンジニアがWavesのプラグイン、ディエッサーをインサートします。引き続き、ダブルの部分のステレオ感をチェックします。
そして、女性コーラスの調整。こちらにもWavesのディエッサーをインサートし、細かいタイミングの調整をPro Tools上で行います。
全体のバランスを確認します。内沼氏の指定した箇所のシンバルを3dbほどPro Tools上で上げます。またピアノ、ギターのソロをそれぞれ2.5db上げます。
最後に、マスターアウトをPro Tools上にダビングしながら、今度はラージで確認します。本日は時間的な都合上、ラフミックスですので、これで仕上がりとします。
ゆったりとした動きで、的確にサウンドを整え、指示を出す内沼氏。フェーダーを触る手からは、まるで何か魔力が出ているようなオーラを感じさせます。レコーディング、ミックスともに非常にテンポ良く進み、ラフミックスはこれでもう十分ではないかとさえ思わせる完成度です。
質疑応答
参加者:グラフィックEQとパラメトリックEQはどのようにの使い分けしているのか?
内沼氏:それぞれの良さはあるが、(グラフィックEQである)API 560は非常に「反応」がいい。録りはNEVE 1073を使うことが多いが、ミックスのときはこれを好んで使用している。
参加者:エンジニアは、一年間でどれくらいの曲を仕上げているのか?
内沼氏:個人差はあるが、忙しいときは、年間400〜500曲をやっていたこともある。ちなみに昔はスタジオでの時間の使い方に余裕があった。ミュージシャンは13時にスタジオ入り、そばを頼んでから15時頃からスタートなんていう時代もあった。ただ、レコーディングを始めてから仕事は早かった。
参加者:DSDとPCMフォーマットの違いについて、印象は?
内沼氏:ジャンルによるのではないか? DSDやハイサンプリングレートのPCMは、たとえばロックなどは向かないような気がするが、クラシックは非常に綺麗に録れる。PCM 384kHzの音質はアナログに近い印象だ。また、非常に歪みが少ない。たとえばウィンドチャイムなどは、音色の違いがわかりやすいソースだ。
いかがでしたか? 記事の中には実践に役立つ情報もふんだんに含まれていたので、参考にしていただければと思います。ゆったりとした何気ないノブやフェーダー操作で次々と的確にミックスを仕上げていく内沼氏の手は、まるでゴッドハンド。
アナログ時代を知っているからこそのシビアな音色へのこだわりや鋭い感覚は、実際に話を聞いていると「なるほど」とただただ、頷くばかりでした。DSDが出てきて、ようやくサウンドクオリティがアナログに近づいて来ているという話は、とくに印象深かったです。
今後もJAPRS主催のセミナーは開催される予定とのことで、Rock oNではユーザーの皆様に有益な情報を、随時レポートしていきたいと思います。乞うご期待!
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