• 2014.12.15

本家NEUMANNからU47 FETが復刻!70年代を代表するマイクロフォンがカムバック!


U87、U67などと並んで、国内の歴史ある多くのレコーディングスタジオで今でも常備されているNEUMANN U47 FET。今年10月のAESで本家NEUMANNから復刻が発表され、Rock oNショーレポートでもレポートをお届けしました。待ちに待った、実機が渋谷店に到着しましたので、さっそく写真とともにご紹介します。

まずは歴史を簡単におさらい。第二次大戦後、世界中のレコーディングスタジオで名盤を録音したNAUMANN U47は、リッチでウォーミーなサウンドの元となるVF 14 M真空管が生産完了になったため、やむを得なく生産終了に追い込まれました。その後継機種として1969年に生まれたU47 FETは、先代の真空管回路をFET式に変えたモデルです。

今でも由緒あるレコーディングスタジオではオリジナルのU47 FETを複数本を備えており、ボーカル、ソロ楽器、またPADを用いキックなどドラム録りにも使用されています。ヴィンテージで入手するとなると、40万円はくだらない価格がつく上に、メンテナンスもそれなりに手がかかります。このU47 FETの再発は、スタジオ関係者やマイクロフォンファンには嬉しいニュースです。

このU47 FET復刻に向け、Neumannはオリジナルの設計図や回路図を基に生産しました。各個体にはシリアル番号が記載された個別の証明書と、写真の通り美しい木製ケースが付属します。もちろん、NEUMANNといえば、U87Aiが売れ線ではありますが、楽器や好みによっては、もう少し重心が低めで、ウォーム&ヴィンテージ感のある音が好きという個人ユーザーもいるでしょう。真空管マイク等とともに、本機も候補のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。

大きさの比較のために、U87Aiと並べて撮影したのでご参考に。サイズや筐体の質感、サスペンション構造がヴィンテージ感溢れる出で立ちで、ニッケルのマット仕上げは、他モデルより気持ち粗めで、物欲・所有欲を刺激されます。

現在のところ、発売時期(出荷時期)は未定、販売価格は46万円前後を予定しているとのこと。渋谷店には今週末まで展示機がありますので、この機会にぜひご試聴いただければと思います。


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