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YANAGIMAN
鹿児島県出身の音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、ベーシスト。
ケツメイシ、FUNKY MONKEY BABYS、加藤ミリヤ、エレファントカシマシ、ゴスペラーズを始めとする様々なアーティストのプロデュース、作曲、作詞、編曲を手がけている。ジャンルはJazz、Rock、R&B、Folk、Hiphop、Classicと多岐にわたる。

鹿児島県立鶴丸高等学校卒業。熊本大学薬学部中退。その後ジャズミュージシャンとして東京で音楽活動。1989年、マサチューセッツ州ボストンのバークリー音楽大学へ入学。帰国後福岡へ。テレビでレポーターなどを務める。デイト・オブ・バースのレコーディングとツアーに参加。その後上京し、Soul loversのプロデュース、アレンジを始める。その後、Soul loversのMahyaの紹介でケツメイシ と知り合い、作品を作り始める。

国内ではケツメイシ、FUNKY MONKEY BABYS、CHEMISTRY、Crystal Kay、倖田來未、中島美嘉、加藤ミリヤ、エレファントカシマシ、BoA、Def Tech、平原綾香など様々なアーティストへの楽曲提供や編曲、プロデュースを行い、国外でもビルボードシーンで活躍中のUsherのリミックスや、香港の歌手IVANWANG、HotCha、Ella Koonへ楽曲提供などを行う。2007年にはBoA『LOVE LETTER』でレコード大賞金賞、2011年にはFUNKY MONKEY BABYS『それでも信じてる』でレコード大賞優秀作品賞を受賞した。これまで関わってきた作品の出荷枚数は累積2,000万枚以上に達している。

information

現在いろんなアーティストのプロデュースをしています。ファンキー加藤、ゴスペラーズ、エレファントカシマシ他、地方自治体のブランディングイメージプロデュース。

異色なのは、地方アイドルのプロデュース。
http://www.orange-port.com
今年は一緒にフランス パリでのJapan expoで大いに盛り上がりました。

音楽制作にあたって、今年一番感動したプロダクトは何ですか? その選定理由やご自身ならではの活用ノウハウを教えてください。

Xfer Records LFOTool、KV331 Audio SynthMaster、ほか

Xfer Records LFOTool は時間軸で変わるエフェクト。簡単にリフが作れて最高です。

今年制作している、あるアーティストで使用しているソフトシンセがすばらしいです。もちろん去年からもお勧めしている、reFX Nexus 2でもそれ以外に、KV331 Audio SynthMaster、LennarDigital Sylenth1この2つはすばらしいです。エフェクトと言いますか、ある意味音源と言いますか、Xfer Records LFOTool、これも最高です。時間軸で変わるエフェクトなので、どんどん簡単にリフが作れてしまいます。SynthMasterはFM音源に詳しい生方さんが制作に関わっているので、FMらしさが出ていて、新しいDX7の香りがします。Sylenth1はアナログ音源っぽいし音作りも簡単なので、活用が便利な楽器です。

その選定理由やご自身ならではの活用ノウハウを教えてください。

僕はPro Tools | HDX Userなので、VSTが使えません。そんなときに便利なのが、Vienna Ensamble Proです。これでPro Tools+Viennaでもう万全です。Sylenth1は32bitなので、64bitでは使えないので、Vienna Ensamble Proの32bit経由で使っています。EFFECTっぽいinstrumentはVSTで作られていることが多いので、これもVienna Ensamble Pro 64bitでバッチリ使えます。同期もかかるし、もう助かります。SynthMasterはなにしろ音がきれいな楽器です。しかもユーザーインターフェイスが良くできているので、リッチな音源でも、簡単に操作が出来ます。いくつものソフト音源が僕の制作ライフを彩ってくれています。

「こんなのあったらいいな。」と思う製品があればご提案ください。

Sylenth1、LFOToolのPro Tools版が出てくれると本当に嬉しいです。
是非よろしくお願いします。