KORGが、今一番注目されているコンパクト・レコーダーの分野にDSDを引っさげて参入してきました!外部マイク入力をはじめ、よりプロフェッショナル向けで、やや大きな筐体のMR-1000、及び、小型軽量で付属のステレオマイクを使用するのが基本となっているMR-1の2機種が同時発表です! 最大の特徴は、1bitレコーディングで、DSDIFFおよびWSDファイル・フォーマットでの収録が可能になっている点です。その他、BWFでも24bit/192kHz迄対応しており、様々な要望に応えることのできる商品だといえるでしょう!ここでWSDという聞き慣れないフォーマットが出てきましたが、基本はDSDと同じ1bitストリームとなっており、早稲田大学の研究チームが中心となって策定したフォーマット、とのことでした。現時点では、採用されている最終メディアはないのだそうですが、コンバートするのに非常に柔軟性があるということで採用されたようです。
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1bitの場合のサンプリング周波数は、MR-1が通常使用している約2.8MHzなのに対し、MR-1000はさらにその倍の5.6MHzでのレコーディングが可能となっており、特に、同じ音が録れるとは限らないフィールド録音時に、できる限り高音質で記録したいという方には、注目の製品であるといえるでしょう。 オーディオ・ファイルは、内蔵の20GBハードディスクに記録され(容量は、両機種とも同じ)、DSDで記録する場合は、約3.5時間録音できる計算で、長時間録音するのに多少の不安は残ってしまうかもしれません。しかし、本体に装備されるUSB2.0ポートを通じてMac/PCとの連携が可能となっており、(あまり現実的でないかもしれませんが)コンピューターをバックアップにすることも可能です。 バンドルされる予定のコンバーター・ソフトは、DSDIFF/WSDからAIFF/WAV/BWF、またはその逆など、様々なファイル・フォーマットに変換可能な予定で、最終メディアが決まっていることの少ない効果音などに使うのに、DSDで保存しておき、必要に応じてファイル変換を行うなどの柔軟性を持った使い方が考えられるでしょう。 MR-1000は、バランスXLR入出力の他、RCAアンバランス出力/ヘッドフォン端子、リミッターも備えており、シンプルな操作系で、思わず使いたくなる製品です。
 
MR-1000では持ち運ぶのに大変だという方に最適なMR-1は、さらにシンプルでコンパクト化したモデル。人気の高いEDIROL R-09やM-AUDIO MicroTrack等の対抗として検討されるようになるでしょう!
両機種とも電源/電池での駆動が可能で、MR-1000が約10万円、MR-1が約6万円程度の価格となる予定です。 持ち運び、用途に応じて選べるような配慮もされた、注目の商品ですが、ハードディスクの容量の他、簡単にバックアップできるようになると、より完璧に近づくのではないかと思います。 来年早々を予定している発売時期までに、さらに改良されていることを期待せずにはいられません。
 
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