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2014年12月8日 新製品, ,

渋谷店にてFitEarユニバーサルタイプを一挙展示! あなたの最適モデルはどれ?


「秋のヘッドフォン祭 2014」で登場し話題を集めたFitEarのユニバーサルタイプ「fitear」。Rock oN渋谷店では、不動の人気モデル「To Go! 334」、また昨年発売された「Parterre(パルテール)」とともに展示を開始しました。

ブランドの名を冠した新製品「fitear」は、その名が示す通り同社のこれまでのノウハウを結集した渾身のプロダクト。「fitear」「Parterre」はいずれもドライバー構成が非公開で、「自分の耳で音を確めて購入してほしい」という須山歯研の熱い思いが込められいます。スペックばかりにとらわれがちな昨今、あえて仕様を伏せるというところに音に対する愛情を感じます。Rock oNユーザーの皆様も、ぜひご来店の上、手に取ってご試聴いただければと思います。

「fitear」の発売、「TO GO! 334」の受注再開を記念して、FitEarユニバーサルモデルの人気3製品のご紹介と、実際に聞いて触ってみた印象をレポートします。環境としては、普段から聞き慣れたAstell&Kern AK120と、FItEar MH335DW Customをリファレンスの基準とし、ユニバーサル3モデルを縦断的に比較。楽曲は定番のNorah Jones “Don’t Know Why” 192kHz/24bitリマスターバージョン、Hoff Ensemble “Dronning Fjellrose” DSD 2.8MHzバージョン、またCD音質の確認のため、Cobblestone Jazz “Change Dub” 44.1kHz/16bitにて試聴しました。

MH335DW Custom ※今回はリファレンス用で登場!

まずはMH335DW Customからですが、言うまでもなく耳型採取によって驚異の遮音性を誇るモデルなので、比較的騒音レベルの大きい場所でも静寂なソースのディテールの確認までできます。ドライバー構成はTO GO! 334とそれほど遠くはないはずですが、この遮音性が再生帯域のバランスなどに如実に違いとして現れます。具体的には、耳型がぴったりと合うことで低域がムラなく十分に再現され、そのレコーディング現場のルームアコースティックがはっきりと聞き取れます。またその分のマスキング効果もあって、比較的中高域はおとなしめで、定位感を非常にナチュラルに感じることができます。ステージ、ミックス、サウンドチェックに適したまさにプロフェッショナル向けという仕上がりです。

TO GO! 334(ユニバーサルタイプ)

次に当店でも人気のTO GO! 334。ユニバーサルタイプということで、遮音性こそ高くはないものの、装着したときの「疲れなさ」があります(ヘッドホンでいうとオープン型的な)。またイヤーチップなど変えれば、自分以外の人でも使用できるというメリットもありますね。肝心の音ですが、カスタムモデルに比べて、帯域的な重心が上に移動します。中高域のシャープさ、スピード感はかえってこちらの方が優れており、リスニングユーザーに高く評価されているのも納得です。定位感についてもメリハリがあり、R寄りの音はより「R寄り」に聞こえます。ステレオマイクでいうとユニバーサルのTo Go! 334は単一指向性的な聞こえ方、カスタムのMH335DW Customは無指向性的な聞こえ方です。ビビッドで躍動感のある聞こえ方が、音楽を聞いていて楽しくもあります。

fitear(ユニバーサルタイプ)

三番目は、この秋に発売されたばかりの「fitear」。まず外観の特徴として、TO GO! 334より一回り小さな筐体、またステムの先端部分がホーン型の形状をしている点が挙げられます。ケーブルは前述の2機種よりも少しスリムな「FitEar Cable 006」を採用しています。いわゆるバランスド・アーマチュア(BA)型ドライバーは、ドライバーの数によってレンジ広がる傾向にありますが、TO GO! 334よりドライバー構成がシンプルなのでは?と感じさせる音ですね。単純にドライバーとにかく多ければ良いというわけでもなく、ドライバーの相互の干渉が少ないスッキリとした音のヌケがあります。スリムなフォルムも装着がラクで、いい意味で色付けのないナチュラルな音質を持つモデルです。価格と取扱いしやすさ、音質のバランスが取れています。ユニバーサルタイプの中でも、リファレンスに向いている機種でしょう。

Parterre(ユニバーサルタイプ)

最後にParterre(パルテール)。こちらは「fitear」よりさらに一回り小さな筐体となっており、同様にステムの先端部分がホーン型の形状をしています。ケーブルは、TO GO! 334などと同様「FitEar Cable 001」を採用しています。上述の「fitear」と比べ、明らかにスピード感のある輪郭を描きます。太めのケーブルを採用している点もありますが、おそらく聞いていて心地よい、いくぶんリスニング向けにチューニングされている様子が伺えます。8kHz付近、100Hz付近に若干のピークが感じられるイメージでしょうか。モニタースピーカーでいうと、ADAMに近いです。エレクトリックなジャンルのソースはパキっと爽快に響きます。

あなたの最適モデルは!?

音の好みは十人十色。人があれこれ勧めてても、結局は自分の耳、情報収集で決めるものです。Rock oN渋谷店では、MH335DW CustomとMH334 Custom(いずれも試聴用のイヤーチップ付、完成品には付属しません)、TO GO! 334、fitear、Parterreの計5機種をご試聴いただけます(しかもAstell&KernのAK240、AK120IIなどで!)。この秋からユニバーサルモデルはカスタムモデル同様、専用のオーダーシートを用いた受注生産方式になっていますので、詳しくはお電話か店頭にてご確認ください!


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