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2014年9月3日 新製品, ,

Presonus STUDIOLIVE AI スピーカーシステム 登場! DSPと同軸スピーカーでSR用でありながらスタジオラージモニター級の精度を実現!


​The future is Active Integration

Presonus が提案する最新のPA/SRソリューションシステム『AI(Active Integration)』シリーズ。

DSPプロセッサー(OMAP L138)による高速な32bit 浮動小数点演算処理により生み出されるのは、64BIt DAWであるStudio One 同等のオーディオエンジンを搭載したStudioLive AIミキサーシリーズの高音質化だけに止まりません。

今回ご紹介するスピーカーシステム STUDIOLIVE AI スピーカーシステムもDSPプロセッサーを搭載し、AI思想をさらに推し進める高機能と高音質を持ったSRスピーカーです。

STUDIOLIVE AI スピーカーシステム

特徴

・大型スタジオ・モニターの精度をも兼ね備えたアクティブ同軸 PA/SR スピーカー
・Fulcrum Acoustic 社の TQ アルゴリズム
・洗練されたネットワーク機能
・iPad制御にも対応
・小型でハイパワー。豊富なラインナップ

同軸 スピーカー

長年PAの定番として採用されてきた非同軸スピーカーは、高域から低域までワイドレンジなサウンドを遠くまで安定してサービススポットまで届けるために最適とされてきましたが、リスナーがカバレッジ・エリア内を移動すると、音の一貫性が崩れ、場合によってはドライバー間のクロスオーバー・ポイントが聞こえてしまうなどの欠点もあります。

STUDIOLIVEシリーズに採用された同軸システムは、ドライバーを同じ軸上に持つことでこれを解決し、一貫性のある音響的中心となる点音源を提供します。

これによってどの角度においても水平軸と垂直軸の両方に対するレスポンスの対称性が得られます。クロスオーバーのつながりはどんな角度でもシームレスになります(聞いて分からない)。

(「対称」という言葉は、軸に対する任意の角度において何らかのレスポンスが観察されたとして、反対方向での同じ角度においても同じレスポンスが観察されることを意味しています。つまりスピーカーの動作はその軸に対して「鏡映的」になっているということです。)

同軸式でないスピーカーはこの対称性を呈することができません。

同軸には理論的にはこのように優れたところが多数あります。しかし同軸式スタジオ・モニターの製品化に成功したメーカーは未だにごく少なく、プロの器に真に相応しいと考えられるものはごく少数の極めて高価なモデルに限られています。というのも同軸デザインは正しく動作させるのが非常に難しいからです。この課題は複雑で、今のところ音響設計だけでは解決することができません。高音圧レベルで動作できるようにするのは特に困難です。

幸いなことに、Fulcrum Acoustic 社という企業がドライバー設計と下記「TQ™ のマジック」で扱う信号処理との洗練された組み合わせに基づいたソリューションを開発しました。そしてこれが結果的に PreSonus の Sceptre-series モニターに(そして PreSonus StudioLive™ AI-series PA スピーカーにも)つながることになります。

Fulcrum Acoustic 社の TQ アルゴリズム

この同軸のPS/SRスピーカーの生みの親であるDave Gunness 氏が R&D 副社長兼首席プロダクト・デザイナーを務めるFulcrum Acoustic 社の持つ先進的な技術の一つが『 TQ アルゴリズム』です。

TQ アルゴリズムは同軸ホーンの問題となるホーン反射を除去し、リニアな時間および振幅異常を補正するために細かな設定可能なかなり大きな FIR(有限インパルス応答)フィルターを複数用いて残りの問題に対処します。

既存のスピーカー・システムを持ってきて DSP を使ってそれを補正しようとするのではなく、ハードウェアと TQ 設定は最初から一緒に動作するように設計されているのです。

IIR(無限インパルス応答)ハイパス、ローパス、パラメトリック・フィルター、そしてディレイという標準的な機能を実現します。これに加わるのが、より詳細な周波数特性調整を具現化する、細かな設定が可能なかなり大きい FIR フィルターと、TQ™ の最も重要な利点に貢献する正確なテンポラル(タイム・ドメイン)フィルターです。

Fulcrum Acoustic 社のホワイトペーパーでは次のように解説されています。「TQ を用いてチューニングされたスピーカーによって、ステレオ・イメージはより明瞭になり、音場の奥行きにさらなる深みが加わり、複雑なミックスの要素間の分離は改善され、フィードバックに対する抵抗力が高まり、分散配置されたスピーカー間はより滑らかにつながるようになり、極めて高い音圧レベルでの聴取でも疲労が少なくなる」。

コンピューター(カスタム DSP)が物理的なホーン反射を解消できるとはかなり信じがたく思えます。しかし共振が首尾一貫して生じるのであればこれは可能です。

スピーカー特定の信号にどのように反応するかが事前に分かっていれば、自然な励振を防止するだけではなく、そのような共振を聞こえるようになる前にアクティブに相殺するような特別な信号を新たに計算することができます。

Presonusはこのハイエンド技術のTQ Temporal Equalizationをライセンス。STUDIOLIVE AIスピーカーシステムに搭載しています。

洗練されたネットワーク機能

STUDIOLIVE AIシリーズスピーカーを含む全 Active Integration 製品は、有線通信と無線通信の両方に対応しています。

同梱されている USB Wi-Fi LAN アダプターによって無線ネットワーク接続が可能になります。イーサネット・ベースの LAN ネットワークに接続する etherCON ポートを持つオプションのカードを追加することで有線通信が利用できるようになります。

このソフトウェアは次のものを制御することができます:出力レベル、ハイパス・フィルター、31 バンドのグラフィック EQ と 8 バンドのパラメトリック EQ からなるグループ(全部で 10 バンド、フィードバック・ノッチ・フィルターを含む)、ミュート、スピーカー・ディレイ、信号の極性。特に、カスタム・パラメーターすべてが StudioLive™ スピーカーのユーザー・レイヤー上に保存されますのでスピーカー背面でオン/オフが可能となり、カスタム設定を持ち運ぶことができます。

動作プリセット(コンター)やダイナミック・リミッティングやエクスカーション・リミッティングを監視でき、リアルタイムの温度とクリッピングもチェックできます。

さらに StudioLive™ スピーカーを個別にあるいはひとつの FOH システムとして制御することが可能です。

小型でハイパワー。豊富なラインナップ

STUDIOLIVE AIシリーズスピーカー は 3 種類のフルレンジ・システムと 1 種類のサブウーファーからなっていますので様々な会場や用途に合わせて PA システムを組むことができます。どのモデルを選択するかはどこでどのように使うかによって異なってきます。


¥ (本体価格:¥ )

ポイント還元

StudioLive『312AI』は、2,000 ワットの Class D トライアンプ駆動される 12″ フェライト・ウーファー 1 本と、独自の同軸デザインで組まれた 8″ ミッドレンジ・ドライバー 1 本および 1.75″ チタン製コンプレッション・ドライバーを備えたアクティブ PA スピーカー・システムです(ウーファーは 1,000 W、ミッドレンジ・ドライバーは 500 W、ツイーターは 500 W)。

このモデルはサブウーファーと併用する場合のメイン・スピーカーとしてに最適で、サイド・フィルあるいはフロア・モニターとしても優れています。


¥ (本体価格:¥ )

ポイント還元

312AIよりもっと低音が必要な場合は、312AI と同じ同軸ミッド/ハイ・ドライバーとパワーアンプを備え、ウーファーが 15″ になった StudioLive™『315AI』をお薦めします。このユニットはサブウーファーを使わない場合のベストな選択です。


¥ (本体価格:¥ )

ポイント還元

スペースや輸送の手軽さが重要な場合は StudioLive™『328AI』をお薦めします。このスピーカーはウーファー 1 本の代わりに、8″ ミッドレンジ・ドライバー 2 本をペアにして豊かなローエンドを提供します。そのコンパクトなサイズゆえに、アクセスが困難であらゆるものを歩道上をカートに乗せて運ばなくてはならないニューオーリンズのフレンチ・クォーターのような場所であっても『328AI』を運んでセットアップするのは簡単でした。

このスペース・ファクターゆえに『328AI』はコントラクターによる設置の場合でも優れた選択肢となっています。


¥ (本体価格:¥ )

ポイント還元

ライブ会場でのスタジオ・モニター・サウンドはもはや夢ではありません。
StudioLive AIシリーズPAスピーカーは、高SPLでも信じられない程の優れた明瞭度と精度を提供するために、最先端の同軸テクノロジ、マッシブなDSP、有線/無線ネットワーキングおよび強力なパワーを搭載しています。

※本製品は18インチ、アクティブサブウーファーです。

■主な特徴
• デイブ・ガネス氏とPreSonus R&Dチームのコラボレーションによる新開発ハイ/ミッドレンジ同軸ドライバー
• 32bit 96kHz浮動小数点DSPプロセッシングによる非対称3ウェイクロスオーバーと同軸ドライバーの弱点を克服するFulcrumAcoustic社のTemporalEQアルゴリズムを搭載。同軸ドライバー本来のシームレスでクリアな音質を獲得
• ユーザープリセットを含む4つのDSP音質補正プロセッシング
• バルチックバーチ材を使用したエンクロージャー
• IP AD専用アプリを使いWifi経由でスピーカーシステムマネージメントが可能
• XMAXクラスAマイクプリを搭載したマイク入力1系統を装備。


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