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2014年7月30日 新製品, , ,

SPL Phonitor mini 120Vテクノロジーとスピーカーシミュレートを搭載した高品位ヘッドホンアンプ


ホームスタジオだから、と高品位なモニタリングを諦めていませんか?

優れたスタジオ音響機器を開発するSPL社から、音響面での妥協は一切なしでありながら手の届き易いクラスのヘッドホンアンプPhonitor miniが登場しました。

Phonitor miniは上位機種のPhonitor2で培われた、120Vテクノロジーのアナログ回路とスタジオワークを快適にするスピーカーシミュレーターを継承。多様なニーズが求められるスタジオで活用される3ソース入力の切り換え機能などを省略し、できるだけシンプルな設計、仕様にしたことでコストダウンに成功しています。「Phonitor2のサウンドを手に入れたいが、あそこまで多機能でなくてもいい。」そういった声が反映された製品とも言えるでしょう。

第一に高品位なモニタリングをすること。そしてシンプルでありながら便利な機能を搭載。Phonitor miniはホームスタジオやモバイルRECにピッタリのヘッドホンアンプです。

主な特徴

・全てのインピーダンスのヘッドフォンに対応(10Ω以上)
・”Phonitor matrix”スピーカーシミュレート機能搭載
・低インピーダンス(10Ω 〜)のヘッドフォンにも対応
・VESA規格に対応(アダプタ使用時)
・最大出力:2× 2W(1kHz/300Ω)、2× 1W(1kHz/600Ω)
・周波数特性:10Hz-300kHz(-3dB)
・THD+N: 0,00052 %
・ダイナミックレンジ:133.62dB

入出力

入力

・入力端子:XLRコネクタ 電子バランス
・入力インピーダンス: 20kΩ バランス、10kΩ アンバランス
・最大入力レベル: +32.5dBu
・入力端子:RCAコネクタ(アンバランス)
・入力インピーダンス:10 kΩ
・最大入力レベル:+20dBu

出力

◆ヘッドフォン出力

・ヘッドフォン端子: 6.3 mm ステレオTRS接続
・フォーンジャック配置: Tip = left、Ring = right、Sleeve = GND
・出力インピーダンス: 0.18Ω
・アッテネーションファクタ:180 @ 40Ω
・周波数特性: 10Hz 〜 300kHz (-3dB)
・CMR:-106dBu (@1kHz, 0dBu 入力レベル/ユニティゲイン)
・クロストーク @ 1kHz: -88dB
・THD+N: 0.00052% (@1kHz, 24dBu 入力レベル/ユニティゲイン 100kΩ負荷)
・SN 比 (Unweighted): -100dB
・ダイナミックレンジ: 133.62dB

◆パワーアンプ

最大出力

2x 1 W (+30 dBu) @1 kHz 600Ω負荷時
2x 2 W (+30 dBu) @1 kHz 300Ω負荷時

120Vテクノロジー


通常のオーディオ機器と比較するとPhonitor miniは4倍の電圧で動作しています。

高い電圧で動作するということは、アナログ機器に於いてはより良いパフォーマンスを得られることを意味します。入力においては30dBを超すヘッドルームを可能にし、130dB以上のダイナミックレンジ、100dBを超すS/N比を享受できるのです。

120V技術の根幹は、SPLが開発したハンドメイドの116dBのS/N比を持つディスクリートオペアンプで、34dBのヘッドルームを持っています。単体でのダイナミックレンジは150dBを超え、しかも200kHzまでの周波数特性を有します。

このキーテクノロジーは、現在の一般的なPCMフォーマットの限界である24-bit、192kHzやDSDのデジタルフォーマット1bit、256fsを遥かに凌ぐ特性です。近い将来、デジタル技術が更に発展したフォーマットになっても音声信号処理のボトルネックになることはありません。

スピーカーシミュレーション

Phonitor miniの最も特徴的な機能として”Phonitor Matrix”スピーカーシミュレート機能があります。“Crossfeed”、“Angle”、“Center” の3つのパラメーターで設定します。

このパラメーターでヘッドフォンでのモニタリング時に音の広がりやバランス、リスニング環境やスピーカーからの音の伝わり方を創り出すことができます。

Crossfeed

このスイッチは両耳間のレベルの違いを調節することにより、両チャンネルの周波数依存クロスフィードシミュレーションの調節が可能です。

独自の室内環境にて本特性がモニタから聞こえているような状況を作り出すことができます。

所定のスピーカセットアップにおける様々なルームサイズ及び特性の影響に近づくように、クロスフェードの値を調整します。3段階の調整が可能です。

Angle

Angleは、両耳間の時差の調整による、ステレオイメージ幅の周波数依存シミュレーションのために提供されています。

これは信号の波形が耳に届いたそのときに影響を及ぼします。また、実際のスピーカペアのアングル(角度)の変化に相当します。

30°、22°、40°の3段階の切り替えがあります。

Center

Centerは、クロスフィード及びスピーカアングルでのステレオシグナルプロセシングを補正するため、センターシグナルの強度の調整が可能です。

2段階の調整とoff(センターを調整しない)が選べます。



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