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2012年9月27日 新製品, ,

YAMAHA デジタルミキサーにLakeテクノロジーをインストールする MY8-LAKEが登場 !


YAMAHAのデジタルミキサーやパワーアンプのための拡張カードMini-YGDAIシリーズに新製品「MY8-LAKE」が加わりました!

MY8-LAKEは、ラウドスピーカープロッセッシングのスタンダードと言っても過言ではないLake Processingの「Lake Processorテクノロジー」を、YAMAHAデジタルミキサー上で仕様することができるようになるDSPカードです。

日本国内では「InterBEE 2011」で初出展され、2011年11月頃に発売が予定されていましたが、生産工場の自然災害被害により発売日が延期されていました。それがいよいよ発売されることになり、業界からは「待ってました!」の声が上がっています。

MY8-LAKEは、最新のCLシリーズにインストールして大規模なシステムの中で活用するほか、例えば01V96iのような小型コンソールで使えば、その機動性の高さはもちろん、小規模なSR現場でも「手早くどんな環境でも最適なサウンド空間を構築できる」という、Lake Processorテクノロジーの恩恵を受けることができます。

この度のMY8-LAKEの発売は、YAMAHAとLake Processingとの技術提携によって実現したものです。MY8-LAKEの発売に対して両社からポジティブなコメントが出ていることでも、とても友好的な関係を築けたプロジェクトと言えます。今後、Lake Processingの技術をさらに導入したYAMAHA製品の開発を期待してしまいます。

● MY8-LAKEの特徴

  1. 8 IN/8 OUT のMesa モード( システム EQ) 、4 IN/12 OUT のContour モード( クロスオーバー) 、またはその組み合わせによる多彩な使用が可能
  2. 96kHz内部プロセッシング、44.1kHz、48kHz、88.2kHz にも対応
  3. 音響測定ソフト「Smaart」との高い親和性を持ち、快適なスピーカーチューニングが可能
  4. ヤマハデジタルミキサーのインサートポイントや、MY8-LAKEカードのAES/EBU端子を活用することで、フレキシブルなシステム構築が可能
  5. PCアプリケーション”Lake Controller”により、他のLake機器も含めたシステムの 一元管理が可能
  6. 1000種類以上の豊富なスピーカープリセットを搭載し、さまざまなアプリケーションに対応。 的確でスピーディな音作りをサポート

● Lake Processingとは?

最大の特徴は、1000以上のスピーカーの特性のプリセットを持っているというところ。

現場に駆けつけてセッティングを済ませ、それから使用するスピーカーの型番をLakeプロセッサーでセレクトします。するとそのスピーカーがフラットな状態で鳴るのに最適なEQが自動的に施されます。この後エンジニアがすることは、箱の鳴りにあわせてEQの微調整をするだけ。

この圧倒的な手早さこそが、Lake Processingが選ばれる大きな理由です。もちろんこの機能はツイーターやウーファーなどを組み合わせたアレイシステムでも使用することができます。

この他にも、非対称なEQカーブ特性を持つ「MesaEQ」 、バンド間の干渉を最小限に抑える「Ideal Graphic EQ」、位相特性を乱さずに急峻なスロープを可能にする「Linear Phase Crossover」などを中心とする、Lake ProcessingならではのSRのための音響技術がLake Processingです。

2004年に発売された「Lake Contour」と「Mesa Quad EQ」の機能を一台で実現する画期的なモデル「Dolby Lake Processor」でその名を世界に轟かせました。現在この技術はLab.Gruppen社に受け継がれ、Lakeブランドとして「LMシリーズ」など業界標準とも言えるライブサウンドプロセッサーをリリースしています。


  • YAMAHA MY8-LAKE ¥367,500
  • 近日発売

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