2012年7月20日特集, PC,

サラウンドを使いこなすならこれだ！！『パパ洋介』オススメ夏のWindowsソリューション

●PC：HP Z420 Xeon 3.6GHz 4-Core（16GBメモリ 500GB + 1TB HDD、水冷）
●HOST：Steinberg Nuendo 5
●Plug-In：Flux IRCAM Tools 1.1
●I/F：RME Audio Fireface UFX
●Monitor controler：SPL SMC2489

★ソリューション構成のポイント

最先端のサラウンドパンナーで自由自在に空間を操るNuendo 5と最新のIvy Brigde CPU搭載HP Z420で余裕のパワー。「新しい音の世界を創造したい」「ステレオの空間に行き詰まりを感じる」「更なるリアリティーを求めたい」そんな次のステップを考える全てのユーザーにオススメです！！

★各製品選定のポイント

PC：HP Z420Xeon 3.6GHz 4-Core（16GBメモリ500GB HDD + 1TB HDD、水冷）¥304,800〜

最新のIvy Bridgeシングルコア最速モデルXeon 3.6GHz – 4Coreと、余裕の16GBメモリにより、余裕の作業環境を構築。まだまだマルチスレッド非対応のソフトが多いサードパーティー製のプラグインや音源もサクサク動作！

またZ420は業務運用にも大きな安心ポイントがあります。なんと通常購入時に付属する保証期間が３年間！更に翌営業日オンサイトサポート付き！！物理的な不具合が生じた際には、翌営業日にHPのサービスマンが直接お伺いしてサポートに当たります。CPUのトラブルで厄介な、故障に対しての手厚いサポートが大きな魅力です。追加料金は必要ですが、当日オンサイトや、最長５年の延長保証もセレクト可能。HDDトラブル時に交換品を無償で入手できるといったプランもあります。

HOST：Steinberg Nuendo 5 ¥248,000

Plug-In：Flux IRCAM Tools ¥71,400（期間限定）

肝心のHostアプリにはNuendo 5を選択。その最大の理由は、優れた機能を持つサラウンドパンナーにあります。サラウンドサークルの外に音源を定位させたり、ピボットポイントを自由に選択してローテーションパンニングをしたり、他のソフトを大きく凌駕するサラウンド対応機能を持ちます。

追加プラグインのFlux IRCAM toolsに含まれるIRCAM spatと組み合わせて、自由自在の音響空間の設計も可能です。音の定位を自由に操り、音質に定評のあるNuendoのミキサーエンジンとの組み合わせで、別次元のクオリティーのサラウンド制作環境が手に入ります。音源ソフトなどもNEK(Nuendo Expansion Kit)の追加により、Cubase同等のMIDIシーケンス機能を追加することも可能。効果音や、Omnisphere等でのサウンドエンジンを使いこなし、サラウンドの音世界をより一層魅力的なものへ磨き上げることもできます。

サラウンドで問題となるエフェクトプラグインもNuendoならば一通りのジャンルのものが揃います。Reverbに関しては、往年のYAMAHAの銘機SREV 1のエンジンをそのまま移植したREVerenceを搭載。実機では、Quad迄だった物を5.1対応として抜かりはありません。コンボリューションはREVerenceに任せ、追加として、デジタル・リバーブロ最新のIRCAM toolsからIRCAM verbをセレクト。IRCAMの技術を結晶させた、計算され尽くした音世界の創造に大きな効果をもたらします。このリバーブは個人的一押し。透明性と立体感に富んだそのサウンドは、空間を作り上げる大きな武器となることは間違いありません。