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今年になり、828mk3 Hybrid、Audio ExpressとFireWire/USB 2.0のハイブリッド化が進むMOTUオーディオインターフェイス。前回の付属ソフトウェアCueMixに引き続き、今回はハードウェア本体について、その人気の秘密を探ってみました!
☆人気の秘密その1 – 豊富なラインナップ
世界で最初のMac/Windowsの両対応をリリースしたMOTU。FireWireでMac/Win両対応、その記念すべき1号機、MOTU 828は、海外で権威ある雑誌の25年にわたるデジタルオーディオレコーディング史の中で、「歴史を変えたツール」としてオーディオインターフェイスとして唯一(!)取り上げられています。それから10年以上の歳月が経ち、進化した最新のMOTUのFireWire/USBオーディオインターフェイスは、最上位機種の896mk3から最小のMICROBOOKまで、大小様々なラインナップが揃っています。全8機種の、各モデルについてほんの少し、ご紹介いたします!
896mk3:
MOTU FWオーディオインターフェイスの最上位機種で、8チャンネルのマイクプリ、全入出力EQ/コンプ、8ステレオバスモニターミキサーの装備など、28イン/32アウトと最大級の入出力と音質を誇ります。見た目も大きな入出力レベルメーターを装備し、迫力のある顔も魅力です。
Traveler mk3:
モバイル用途のフラッグシップ機。896に次ぐ4チャンネルマイクプリを装備し、FireWireバスパワーにも対応しています。クォリティの妥協をせずに持ち出しで使用する際、Traveler mk3がその最有力候補となります。
828mk3 Hybrid:
MOTUの中で最も多彩で柔軟なオーディオインターフェイスです。FireWire/USB 2.0のハブリッド対応だけでなく、インサート付き2チャンネルマイクプリ、MIDI入出力など豊富な入出力と定評の音質が魅力です。
UltraLite mk3 Hybrid:
上位機種のサウンドと機能を受継ぐ、コンパクトスタジオです。828mk3 Hybridと同じFW/USB対応、2チャンネルマイクプリ、8系統の高品位アナログ入出力とクォリティとコンパクトさを両立したワールドスタンダードです。
8pre:
8チャンネルマイクプリを装備し、ADコンバーターとしても使用可能な隠れた優れものです。adat装備のオーディオインターフェイスのアナログ拡張としても有効です。
Audio Express:
DSPエフェクトを省略し、シンプルさとコストパフォーマンスを追求したMOTUの最新機種。UltraLite mk3 Hybridと同じ大きさの筐体に、上位機種と同等の2チャンネルマイクプリ、4系統のアナログ入出力を装備した、価格面で妥協してもクォリティで妥協したく無い方にオススメです。
microBook:
モバイル性を追求した最もコンパクトなMOTUオーディオインターフェイスです。ポケットサイズながら、サウンド面においても、機能面においても上位機種のすべてを受け継ぎ、全入出力のDSP EQ/コンプは、どこでも最適なモニター調節やレコーディングに有効です。
V4HD:
V4HDは、ビデオ/オーディオインターフェイスですが、オーディオインターフェイスとしての実力/魅力は、用途によっては896mk3以上です。特にFireWire 800ネイティブのオーディオ転送は、高レート/多チャンネルの入出力において余裕のあるバス幅は安心です。また、8チャンネルAES/EBUデジタル入出力の装備も魅力の1つです。V4HDは隠れたハイエンドオーディオインターフェイスです。
MOTUオーディオインターフェイスはすべて、Windows 7 64bitはもちろんのこと、今後浸透が予想されるMac OS Xの64bitカーネルにもネイティブ対応しています。また、828mk3、UltraLite、Audio ExpressとFireWireとUSB2.0の接続環境のハイブリッド対応も魅力です。そして、最も大事であるこれらの環境で安定動作していることも魅力の1つです。
☆人気の秘密 その3 – DSPエフェクト装備
MOTUオーディオインターフェイスの魅力の1つに、ほとんどの機種の入出力すべてにEQとコンプが装備されていることがあります。(詳細はCueMIxの記事を参照)これらのエフェクトは、本体内蔵のDSPによって処理されるので、コンピューターに負担を掛けません。エフェクトの設定は付属ソフトのCueMix FXだけではなく、本体からも設定できます。
☆人気の秘密 その4 – デジタルミキサー機能
すでにCueMixの記事でも触れていますが、MOTUオーディオインターフェイスは、モニターのためのデジタルミキサーを装備しています(というよりもデジミキそのもの!)最大で8ステレオバス(機種による)のミキシング機能は、それぞれのバスで異なるミックス処理をして出力できます。この機能は、コンピューターを介さずに単体でも動作します。つまり、MOTUオーディオインターフ
ェイスは、ラックの形をしたデジタルミキサーです。また、特定のバスのミキシングを1つコンピューターに送ることも可能です。これはUstreamなどで非常に便利です。
☆人気の秘密 その5 – デジタル制御のアナログマイクプリ
MOTUオーディオインターフェイスは、機種により異なりますが、最大で単体アウトボードに匹敵する60dBゲインのマイクプリを装備します。このマイクプリは、デジタル制御によるゲインコントロールで、的確な設定がおこなえます。また、クリップ保護回路やCueMixでの様々な解析ツールによって確かなサウンド入力を実現します。
☆人気の秘密 その6 – ハイクォリティアナログバランス入出力
MOTUオーディオインターフェイスのすべてのアナログ入出力は高品位のデジタル/アナログ変換を実現します。接
続もバランスとアンバランスの両方に対応し、ギターやベースなどに対応した楽器(Hi-Z)入力も装備します。入力ゲインはすべてマイクプリ同様、デジタル制御でおこないます。
MOTUオーディオインターフェイスをご理解いただけましたでしょうか?機種が沢山あってよくわからないという方のために、機能一覧表をご用意しましたので、こちらを参考いただければと存じます。
☆また、良くあるご質問に対する回答も用意しました!
・828mk3とTraveler mk3はどっちがいいの?
この2つの機種は入出力数も価格も非常に近いですので、悩まれるのも理解できます。しかも、性能は同等です。では選ぶポイントはどこか…それは、 マイクプリの数とモバイル性です。Travelerの方が、搭載するマイクプリの数が多く、またバスパワーにも対応しています。逆に828mk3はUSB接続に対応しています。またラックに納めた際、マイク入力がフロントについているので、頻繁にマイクを変えたりする場合に便利です。
・マイクプリをバイパスしたいのですが…
このご質問は特にアナログ入力全チャンネルにマイクプリを装備する896mk3に良くいただきます。896mk3に関わらず、MICROBOOK以外のMOTUオーディオインターフェイスのマイク入力に対応する端子は、XLR(キャノン)とフォーンの両方に対応したコンボジャックを採用しています。このコンボジャックは接続する端子の形状で、自動的にレベルを切換えるようになっています。マイクの場合はXLR、ラインや楽器の場合はフォーンで接続します。つまり、この端子でラインレベルを入力する場合は“フォーン”端子を使用します。そうすれば、マイクプリアンプは自動でバイパスされます。逆にXLRで接続すると、マイクレベルになりますので、音が割れて使えません。これは、旧機種の896では、レベルの切替えスイッチが本体に装備されていることから、誤解が生じたと想像します。現在ではレベル調節はすべてデジタル制御となり、コンボジャックもスイッチ内蔵に進化していますので、本体側でスイッチ切り替えする必要はなくなったからです。もう一度言います、「フォーンで接続すればマイクプリは通りません!」
・メイン出力をミュートして、ヘッドフォンモニターだけを調節したいのですが…
これも良く頂くご質問の1つです。896mk3や828mk3には2系統のヘッドフォン出力が装備されています。1つはメイン出力と連動、もう1つは個別のレベル調節ができます。しかしながらデフォルトの設定では、メイン出力の後にルーティングされているため、メイン出力をミュートするとこのヘッドフォンからも音がモニターできなくなります。CueMix画面のモニターレベル調節のスイッチをオフにすれば、メイン出力コントロールとは関係なくレベル調節が可能になります。mk3世代のMOTUオーディオインターフェイスでは、CueMixがさらに進化していますので、より柔軟な設定が可能になりました。特に828mk2ユーザーの方はこれができないということで、mk3シリーズへのアップグレードを躊躇している方が多く見受けられますが、これまで通りの操作がおこなえますので、ぜひご検討ください!お得な買換えプランもあります!
・MOTUオーディオインターフェイスに付属のDSPエフェクトはいくつ同時に使えますか?
そのMOTUオーディオインターフェイスの入力と出力の数分、使用できます!例えば、828mk3であれば、28入力と28出力ありますので、合計で56個のEQ、コンプ、レベラーを同時使用できることになります。
RockoNでは、実機をお試し頂く事も可能です。お気軽にお問合せください!
製品担当:山本
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