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2011年7月8日 特集, ,

Non Stop Your Creation Vocal編


R&B編にて「普段から製作やミックスを行って おり、その主軸として幅広くR&Bを得意としています」と書きましたが、実は暦20年以上のギター弾きであり、根っからのバンドマン出身だったりもします(笑)バンドで曲を書き始め、それと平行して打ち込みにはまり、今のスタイルにたどり着きましたが、正直歌は全く歌えません、、、、正直仮歌ですら歌うのが嫌です!だからこそ常に信頼出来るVocalがそばにおり、その人達と試行錯誤しながら「Vocal」という楽器に真剣に取り組んできたので、皆さんが通る「悩み」や目指す「理想」はそれなりに分かるつもりです。個人的な感想ですが、Voさんは「機械が苦手な方が多い」イメージがあります(笑)なので、今回は「簡単かつハイクオリティな製作スタイル」=小手先を覚え得るよりプレイに専念すれば良いと思っているので、恥ずかしがらずに何でもご相談下さい!

セレクトアイテム!

  • ・Antares /Auto-Tune EFX ¥8.700
  • ・Waves / Vocal Rider Native ¥24.800
  • ・Mackie/BlackJack ¥23.200
  • ・Sony/ MDR-CD900ST ¥16.590
  • ・Apple /Logic Studio ¥54.800
  • ・V.I.R/ 58TL-ACTIVE ¥22.470

・Apple /Logic Studio

今やどのDAWソフトを購入しても音楽制作に必要といわれるものは全て最初から揃っており、そのクォリティーもほとんど違いがありません。その中であえて「Logic Studio」をご紹介する理由がふたつあります。

一つ目は、チャンネルストリップ設定です。膨大な量のサウンドとエフェクトを内蔵するLogicから、イメージだけでサウンドを呼び出すことができます。例えば、「Steinway Piano Hall」というプリセットなら、サンプラーに有名なピアノの音が立ち上がり、コンサートホールで弾いている様な響きと音質の調整という、己で行うとなかなか複雑なサウンドも一発で呼び出せます。エフェクトに関しても「Female Creamy Lead Vocal」というプリセットを選べば、何種類かのエフェクトが立ち上がり、そのジャンルに最適なサウンドに仕上げてくれます。ここのソフトシンセやエフェクトの使い方を覚えなくても、本格的なサウンドに仕上げてくれます。

二つ目に「コンピング機能」です。簡単に言えば、何回かレコーディングを行いそれぞれのテイクの良い部分を集めて一つのトラックにする作業の事ですが、これが最も簡単かつ効率よく出来るのは「Logic」です。コンピングするトラックを広げ、欲しいトラックの欲しい箇所をツギハギだらけのトラックは正直好みませんが、プリプロの段階で徹底的に拘った完成テイクを作り込み、それをお手本に練習してもらう事もあります。もちろん、本気のレコーディング際にも多用するのは言うまでもありません。

・Mackie/BlackJack

そんな便利なLogicと組み合わせるAudio I/F(音の出入り口)は、「Black Jack」がお薦めです。一番のお薦めの理由は、そのシンプルさです。手のひらサイズの本体は潔いくらい操作する所が少なく、Mac側から認識させる為のドライバーも要りません。マイクの音量を上げればマイクプリのつまみ、ヘッドフォンの音量はヘッドフォン様のつまみ、スピーカーも同様です。他に何も機能がなく一度配線等をおこなったら、もう何も考える必要がないのです。入門機かと思われがちですが、音質に関わるマイクプリは定評のある「Onyx」マイクプリを2機搭載しており、ヘッドフォンやスピーカーアウトの出音もプロレベルを充分クリアしています!トラックメーカーの人に曲を送ってもらい、それに歌を考えたり録音したりする事の多いVoさんには、このシンプルさが特にお薦めです。

・V.I.R/ 58TL-ACTIVE

「ダイナミックマイク」→×誰でも使える取り扱いの簡単だが、コンデンサーに比べて、繊細さやレンジ感が弱い。

「コンデンサーマイク」→×感度が高い為に微妙な表現も繊細に録音出来るが、その感度の良さの為に周囲の音も拾い環境や時間帯を選んでしまう。また、取り扱いや保管方法が難しい。

と、どちらも良い面と悪い面がある訳です。それなら両方の良い所を取った「アクティブ・ダイナミックマイク」を選んで見ましょう!今回業界する「58TL-ACTIVE」は、誰でも知っているダイナミックマイクの代名詞「Shure SM58」の出力トランスを外し、さらにマイクプリを内蔵させるなどの改造を施して、コンデンサーマイクレベルのサウンドクォリティーに引き上げてた至れり尽くせりの製品。基本的な感度はダイナミックマイクなので、外の雑音やノイズを拾いにくく声だけをしっかりと録音出来ます。今回のセレクトの共通点である「簡単かつハイクオリティな製作スタイル」に持って来いですね!

・Sony/ MDR-CD900ST

あえての説明の必要はないかもしれない程の大定番「MDR-CD900ST」です。声の帯域に対する解像度がかなり高く、自分の声やオケの粗が直ぐ分かります。ちゃんと聴こえる事はより精度の高いテイクに直結します!何処にでも置いてある機種なので、これで聴こえる自分の声やお気に入りのCD等の音の聴こえ方を覚えておくと、はじめての環境でも自分で調整が出来ます。ちなみに何処にでも置いてある理由の一つにかなり乱暴に扱っても壊れない現場仕様な点もお薦めする理由の一つです。

・Antares /Auto-Tune EFX
オケが生楽器や生演奏なら多少のピッチのズレなら全く問題なく聴こえるのですが、ソフト&ハード問わず音源ベースのトラックだと、オケのピッチが正確すぎて若干のズレが違和感に繋がってしまいます。細かい事を言えば、ぶれた音程を正確な位置に修正するピッチ修正とオケと兼ね合いやハモリの精度等をあげるピッチ修正があるのですが、そういった事は本格的なレコーディング環境とエンジニアさんにおまかせ!という事で、ハモリを考えたりメロを考えたりするときはガンガン重ね、要らないとこは消してという試行錯誤を行う上で、キーの設定だけでほぼ自動で簡単にピッチを合わせくれる「Auto-Tune EFX」は、かなり作業効率を上げてくれます!イメージを形にする段階で、求めるピッチのテイクが録れず何回も録音している間にアイディアもテンションも下がってします事も多々ありますし、、、もはや定番のケロケロもボタン一つで簡単に作れるので、アイディアをどんどん膨らまして行きましょう!
●Next Step
・PHONON/ SMB-01 ¥29.800
上記「MDR-C0D90ST」の箇所と重複しますが、ちゃんと聴こえる事はより精度の高いテイクに直結します!
リズムやピッチが正確に聴こえれば、さらに正確に歌おうと拘り、技量や感覚を磨くきっかけにもなります。群雄割拠のヘッドフォンの中で、個人的に久しぶりにヒットしたのが「PHONON/ SMB-01」です。ヘッドフォンとは思えないくらいの解像度と低音感、耳疲れの少なさ、そしてなにより適度なコストパフォーマンス!いくら高いスピーカーを購入しようが日本の大半の方の住宅事情ではその性能を出し切る事は出来てないわけで、それならヘッドフォン環境を向上させれる方が効率が良い結果を生むと思います。

● 合計&クレジット

  • ・Antares /Auto-Tune EFX ¥8.700
  • ・Waves / Vocal Rider Native ¥24.800
  • ・Mackie/BlackJack ¥23.200
  • ・Sony/ MDR-CD900ST ¥16.590
  • ・Apple /Logic Studio ¥54.800
  • ・V.I.R/ 58TL-ACTIVE ¥22.470
  • 合計¥150.560
  • 18回まで分割金利0%クレジットを利用すると、、、月々¥8.300(初回のみ¥9.460)

2013年12月31日以前の記事は消費税5%の表記価格となっている場合がございます。ご了承ください。
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