2011年11月9日特集, アウトボード , アクセサリ, Audinst, AUDIOTRAK

ヘッドフォン環境でのＤＡＷ作業に最適！！ヘッドフォンアンプの新基準！DR.DAC2 DX、HUD-mx1のご紹介！！

いきなりですが、皆さん！！自宅でのヘッドフォン環境はいかがでしょうか？モニタースピーカーとのバランスが違う、音質に満足がいかない！といった事はないでしょうか？

いわずもがな、ＤＡＷ環境の構築において最も比重を置くべきもの、それがモニタリング環境であることは周知の事実ですよね。レコーディング、ミックス作業においてどんなに優秀なソフトやハードウェアを用いていても、最終的な「出音」はすべての作業において大きく影響してきます。もちろん、モニタースピーカーを設置しある程度の音量が出せる環境であれば問題ありませんが、、、日本の住宅事情では、大部分でヘッドフォン作業されている方も多いでしょう。

実は、ヘッドフォンアンプによって出音にはかなりの違いがあるんです（インターフェースしかり）。しかし、業務レベルの機材を導入するにはコストがかかるといった方や、いままでオーディオインターフェースやスピーカーにはこだわってきたけれど意外とヘッドフォンアンプって気にしたことないな、、、と考えた方には特におすすめしたい！高音質ながらコストパフォーマンスに優れたパワフルな製品をご紹介させて頂きます。

まずは、DR.DAC2 DX

意外と知られていませんが、Visual Grand-Prix2010のオーディオアンプ製品において金賞を受賞したほど高性能なヘッドフォンアンプです。内部構成に、ドイツのWIMAフィルムコンデンサ、SANYO社のOS-CONなど高級なオーディオ製品に用いられる部品を採用したことで、同価格帯ではこれまでにないほどの圧倒的なD/Aコンバーター性能を持っています。もちろん、24bit/192kHzですよ!特筆すべきは、123dBものダイナミックレンジの広さ！音の立ち上がりから余韻まで余すことなく表現してくれます。入力には、RCAジャック、USB(USB2.0)、S/PDIF、出力には1/4″ステレオヘッドフォンジャック、S/PDIFを搭載しています。なので、PC側にUSBを接続しS/PDIFを用いてホームシアターシステムなどにデジタルoutしても高音質を体感できます。

この製品の大きな特徴として、回路に対する基礎的な知識があればOPAMPを自分で取り換える事が出来る点が挙げられます！（オペアンプ部はソケット方式なので初心者でも交換は簡単です）標準で装着されているOPAMPでも充分に高性能なのですが、エンジニアやオーディオマニアの方などには特におすすめ！好みに応じて微細な音のニュアンスにチューニングを施すことができるのです！まさに自分仕様のオリジナルモデル！

ヘッドフォンアンプ初心者の方から、マニアの方まで幅広くおススメできる一品です！

続いては、HUD-MX1

なんとこちらもVisual Grand-Prix2011にて金賞、オーディオ銘機賞2011においてDAコンバーター部門賞を受賞しております！おそらく、同価格帯のモデルの中では最高ランクに位置する銘機です！

24bit/96kHzのUSBオーディオコントローラーTENORチップセットを搭載し、Wolfson社製の高性能D/Aコンバーターを搭載しています。入出力端子は、USBのみ、出力部はRCAアウト、ヘッドフォン出力（２系統）、S/PDIFの最小構成ですが、USBからの電力供給のみで使用できる事や、片手で簡単に持てるほどに小さいその可搬性にすぐれた大きさなどを考慮すると、ある意味一番実用的かもしれません、、、。

スタジオや、はたまたミーティングルームなど場所を選ぶことなく統一したモニター環境を持ち運べる利点から得られる恩恵は図りしれません。

さらに、この小さな筺体のなかにはTCXO(温度保障型水晶発振機）を搭載しています。特にシビアなオーディオ機器において周波数の変動は音質の変化や機器の誤作動などに大きな影響をあたえます。TCXOを搭載することによって発振機の内部温度を一定に保ち、周波数の変化を防いでいるのです。

担当：ニューフェース福山

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