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2010年2月20日 特集, , ,

Pro Tools M-Powered 8対応だけじゃない!!オーディオインターフェイス/ミキサーとしてのONYX-iシリーズの魅力に迫る!!


onyxie383ace38393e383a5e383bc1世界で最も人気のあるアナログミキサーメーカー、Mackie。その中でもONYXプリアンプは余裕のあるヘッドルームと高品位なサウンドでライヴだけでなくレコーディングでも非常に高い評価を得ています。そのONYXプリアンプを搭載したミキサー一体型オーディオインターフェイスがこのONYX-iシリーズです!

システム規模に合わせて選べるラインナップ

ONYX-iの基本ラインナップは 820i1220i1620i、そして1640iの4機種です。それぞれ数字が表すように8ch12ch16ch入力プラス2バス、1640i4バスとなっています。これらは今までのMackieミキサーと基本的に一緒です。新しい面は以前はオプションだった24bit/96kHz Firewireオーディオインターフェイス機能が標準装備されている点です。Pro Tools M-Powered 8を筆頭にLogic, Cubase他すべてのメジャーなDAWでの使用が可能。Mac OS X 10.6.0 SNOW LEOPARDでの対応もしているので安心。ルーティングも自由度が高く、ミキサー部のプリ、ポストEQどちらでもインプット可能なのでEQで味付けしてもドライな素の音でも大丈夫です。

最上位機種ONYX 1640iではミキサーへシグナルを16chパラで戻すことも出来ます。これによりONYX 1640iを使用しアナログサミングとしての使用が可能に。レコーディングからミックスまで一台で非常に大きな可能性を広げる一台です。

Pro Tools M-Powered 8での動作を検証

ONYX-iシリーズの最大の特徴はやはりPro Toolsに対応する初のサードパーティ製オーディオインターフェイスであることは間違いありません。

とはいえ実際にちゃんとPro Tools M-Powered 8で動くの?と半信半疑の人も多いと思うので店頭で動いているONYX-iをご紹介!

Rock oN 渋谷店では820i1220i、そして1620i 展示されていますが、ここではサイズも手頃な1220iを使ってみます。

dsc_0001まずはMac側にPro Tools LE M-Powered 8をインストール。そして8.0.1にアップデートします。ここで注意が必要なのは、全てのM-Audioドライバーを削除しておくことです。どうやらM-Audioのドライバーとは競合してしまうようです。

そしてmackie.comでアカウントを作成し、ユーザー登録を行います。Mackie Universal Driver Pro Tools M-Powered 8 で使用するためにミキサーをアンロックする Mackie Authorization Application ($49.99 USD) を購入するかどうかを尋ねられます。Onyx-i を登録すると、ドライバーの手引き書と購入のオプションが my.mackie.com に表示されます。ここでクレジットカード決済でこのドライバーを購入しダウンロード。後は普通にインストールします。

e38394e382afe38381e383a3-21さてMacのユーティリティソフト、Audio MIDI設定で確認すると・・・おお、ONYXiの他にProfire 2626 Multichannelという入出力が選択できるではないですか!これがMackie Universal Driverの仕業なのです。つまりM-Audioのインターフェイスを装っているわけです。

dsc_0002Pro Tools M-Powered 8を立ち上げてみると・・・ちゃんと起動します!アラートも出ることなく見事に立ち上がりました!!正直本当に動くか筆者も疑問に思っていたので実際に起動したときは感動もひとしおでした。

e38394e382afe38381e383a3-1早速Pro Tools M-Poweredのハードウェア設定で確認すると、Profire2626と表示されています。やはりM-AudioI/Oになりすましているのです。

インプットは12プラスAUXx2MasterL/Rと合計16チャンネルが選べます。

音質は解像度が高く奥行きも感じられるサウンドでありながらややブライトさもあり、ライヴのPAとして使用するときにも抜けがよいでしょう。

プロのエンジニアも大絶賛する800R1200FといったONYXプリアンプを搭載したマイクプリが生産完了になってしまった現在、そのサウンドを手に入れられるのはこのONYX-iシリーズだけです。この価格帯でこれだけ多くの入力があり、高品位なマイクプリが付いたインターフェイスはありません。特にバンドのレコーディングにおすすめですが、今までアナログミキサーとオーディオインターフェイスを別々に用意していた外部ハードウェア音源やシンセを多用する方にも便利でしょう。また、アナログミキサーにおまけ程度のUSBオーディオインターフェイスが付いている機種は他にもいくつかありますが、としてはONYX-iシリーズは唯一のプロフェッショナルなクオリティを実現したミキサー一体型オーディオインターフェイスと言えます。

他にもライヴにおいてPC上でのエフェクト・プラグインをインサートして使用することで完全リコールはもちろん、今まで重いラックのアウトボード類をいくつも現場に持ち込んでいたのがPCONYX-iだけで済みます。さらに幅広いプラグインの選択肢をもつことができ、新たな可能性を広げてくれることは間違いありません。ライヴの在り方を変えてしまう潜在能力を秘めていると言っても過言ではないでしょう。

最後にONYX-iシリーズの動作環境をおさらいしておきます。

Macの場合:

システム最小必要条件

Mac OS X 10.4.11-10.6.0

G4プロセッサ

512MB RAM

メジャーなDAWでお使いになる場合は、 ドライバーダウンロードの必要はありません。Onyx-iシリーズ・ミキサーはMacに内蔵されている Core Audio ドライバーを使って動作します。

注意事項: 1220i/1620i をお使いの場合: 理想的なパフォーマンスを得るには、Macを起動させてからミキサーの電源を入れて(または入れ直して)ください。この作業を省くためのファームウェア・パッチのリリースが近日予定されています。

PCWindows)の場合:

システム最小必要条件

Microsoft Windows Vista 32/64RTMまたはXP32Sp2

Pentium4 CeleronまたはAthlon XPプロセッサ

512MB RAM

これだけ多くの要素を持ち合わせたONYX-iシリーズはきっとあなたの音楽制作における様々な制限を解放し、よりクリエイティヴな作業を実現するために不可欠な1台となるでしょう!Rock oN 渋谷店ではDPコーナーにて展示してあいますのでお試しになりたい方はお気軽にスタッフにお声がけください!!

  • ONYX 820i    ¥69,800
  • ONYX 1220i  ¥98,800
  • ONYX 1620i  ¥142,800
  • ONYX 1640i  ¥218,000

MACKIE

http://www.mackie.com/jp/products/onyxiseries/

2013年12月31日以前の記事は消費税5%の表記価格となっている場合がございます。ご了承ください。
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