
NAMMの地下会場は、気鋭の新興メーカや、大きなブースを必要としないメーカのデモや展示やらでひしめき合っておりますが、そんな中でもさらに、スタンドにのせられた細長い赤いカーペットのような物体に目を奪われました。
?と思って触れてみると、接続されたSERGEモジュラー から音が!!どうやらMIDI/CVコントローラのようです。カーペットと思った素材は、実際のところノートPC用のインナーケースのような感触で、試しに上をなぞってみると、テルミンのようなオンデ・マルトノのような、「うぃ〜〜〜ん」というあの持続音、実に奇妙です。押し込むことでベロシティを、さらに縦方向ではフィルターのカットオフを調整できるようです。もちろん通常のキーボードのような(かなり変な具合ですが)演奏もできました。
このキーボード型コントローラの作製者の方のサイトを訪れてみたところ、これは「Continuum Fingerboard」と呼ばれるデバイスで、X(横)、Y(縦)、Z(深さ)に分かれた軸を検知してMIDIパラメータをコントロールするデバイスなのだそうです。見た目のインパクトについては…言うまでもないですね。フルサイズとハーフサイズのコンフィギュレーションが用意されています。
Continuum Fingerboardを開発されたLippold Haken博士はイリノイ大学にて電気/コンピュータ工学の教鞭も取っていらっしゃる方なんだそうです。その歴史は長く、実に10年以上に渡ってContinuum Fingerboardの開発、研究を行っているのだとか。
単にモノフォニックでピッチ/ベロシティを連続的に変化させるというだけであれば、リボンコントローラやテルミンなどでも実現されていますが、Continuum Fingerboardの凄い点は、XYZ軸を1ミリ秒ごとに再検知することで16音のポリフォニーに対応していること!これは驚きです。
ただしこのContinuum Fingerboard、お値段の方もかなり驚きです。詳細は下記のHAKEN AUDIOサイトで「Pricing>Current Price」をご覧ください。
HAKEN AUDIO
http://www.hakenaudio.com/
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